イタリアでごぼうに似た食材を見つけました。これが凄く苦いんですけど、きんぴらごぼうのように食べられるという事を知ったので買ってみました。最終的に全く苦みがなくなるわけではないけれど娘たちも食べられたのでレシピを書いておきます。
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Radice Amara
先日、いつものようにオンラインで買い物をしていたところ、”ごぼう”のような食材が値引きになっていました。
どうやって食べるのかなぁ~と調べてみたところ、イタリア在住の日本人の方はやっぱりきんぴらとして調理している方が多く、今回私も試してみる事に!
イタリアで根菜と言えば、ショウガ・にんにく・ジャガイモと人参くらいしか食べてないような…。
ごぼうのシャキシャキっとした繊維質が食べたいよぉっ(ジュルル…)
下調べ
マー君も私も、そしてマー君実家でさえ未体験のコノ食材。
Radice Amaraとは直訳すると『苦い根っこ』という意味で、見た目はゴボウに似ていても調理は一筋縄ではいかない雰囲気がむんむん漂う…。
ってことで、まずは先人の知恵をお借りして情報収集
★とにかく苦い
★苦さは酢水+塩ゆでで軽減
★真ん中に繊維質の塊がある
★きんぴらにするときは甘味をプラス
これらに気を付けて調理開始です。
きんぴらを作る
皮を削る
ナイフの背を使って軽くこすると簡単に皮が削れます。ごぼうと同じように、ある程度皮を残してみました。
散らかるから、下に何か敷いておきましょう…
ここで、興味があったので恐る恐る匂いをかいでみました。
ちょっと噛んだだけなのに凄かった
中心の筋
真ん中を切ってみると、中心に何やら硬そうな繊維質の塊!
こうやってV字に切り落としました。
パイナップルの芯みたい
酢水に浸ける
中心をVの字に切ったものから次々に酢水へ入れて、ピーラーささがき作業。
どのくらい酢水に浸けていいのか分からなかったので適当に味見をしながら10分、新しい酢水に変えて10分。このくらい浸けたら苦みが結構和らいだのでザルに取りあげました。
塩水で茹でる
塩水を沸騰させて5分茹でると、更に苦みが軽減。後味にじんわり苦みを感じる程度に!
塩湯をこぼしてフライパンで炒め作業。
いよいよきんぴらの味付け開始です。
仕上げに砂糖をプラス
<味付け>(3人分)
・醤油 大さじ1.5
・砂糖 大さじ1※
・酒 大さじ1/2
これらを合わせておいてスタンバイ!
油はサラダ油とゴマ油を合わせました。ゴマ油は香りづけ程度に使う派&ここでは貴重なゴマ油だから大事に使っています(;’∀’)
ここで問題発生!
そうだった!酒も白ワインも切れてるんだった!
仕方ないので赤ワインで(/ω\)
あ、赤い…
※調味料を煮詰める作業の時に味見をしたら食べにくい苦みを感じたため、小さじ2ほど砂糖を追加しました。
最初から甘くしないで、味を見て甘みを決めるのがポイントです。
★この日使ったRadice Amaraはトレイ容器の端から端まであるような長いのを2本。
試食
お~~!シャキシャキしてきんぴらの味がする(#^^#)
でも、食べ進めるたびにどうしても苦みが口の中で蓄積していく…(汗)
ご飯と一緒に食べるのがおススメです!
左:後日、白ワインで作り直しました
子供もご飯と一緒に食べていたので、成功かな♪
子供にあげるときはご飯大目の方が苦みが目立たなくなって良いかもです。
それではまた!
チャオチャオ~(^^)/
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