魚のウロコ取りという調理器具を一度も目にした事が無いイタリアで、私がしているのはペットボトルのキャップを使う方法。ウロコが無いというだけで魚スープでウロコがはがれて浮く事も、焼き魚で皮を残すこともなく食べられます。
魚を食べるって面倒くさい
みなさん こんにちは。
今日はお魚のウロコ取りの話(^^♪
少し前に下処理が面倒くさくてウロコを取らないまま魚料理をしていた時期がありまして、焼き魚なら皮を食べなきゃ済む話ですが、格好つけてアクアパッツァなんていう、魚の切り身を入れて魚介スープを作ったら、そっとかき混ぜたにもかかわらず何枚ものウロコが浮いてましてね。
もう、食べにくいったら…(-_-;)
せっかくの温かいスープもウロコ取りで味わえず大失敗をしてしまいました。
うん。
面倒くさがらず、ウロコ取りしよう。
そもそも、ウチの夫が
「魚は骨が気になって全然美味しく食べられないから苦手」と言っていたので、数年前までは下処理で一本一本骨抜きをして料理していました。
まぁ、当時は子供たちも小さかったので、彼女たちの喉に引っかかったら大変ですしね。
でも、もうサッチンは10歳。
いつまでも甘やかしているわけにはいきません。
日本で食事をするとき綺麗に魚を食べられないと本人が恥ずかしい思いをしますし、私自身もそれを願ってはいないため、骨抜きは自分でやるように!と。
もちろん夫にも言いました。
「イタリア人なのに、箸できれいに魚を食べられるなんて凄いねって絶対に褒められるはずだよ!!!」って
骨取り、すっごく面倒くさいし、しなくてよい理由ができて清々している私Ψ(`∀´)Ψwww
早速ウロコ取り
最近のウチの買い物はオンラインで済ませます。スーパーの店舗に注文した商品を受け取りに行くスタイルです。
魚は下処理をして頼むと、内臓だけ取り除かれた状態で渡されます(尾頭付き)。
※2枚おろしで頼むと手間賃を取られる
頭を落とした魚とペットボトルの蓋を用意したらウロコ取りの開始です!
小刻みに動かす
右利きの人は、尾を左に置いて作業をするとウロコが取りやすいですよ。
蓋を魚に軽く押しつけながら右側に細かく動かすと、ガザザ ガザザとウロコが面白いようにさらさら取れます。
1匹3分ていど
片面のウロコが取れました!
体を覆う硬いものがなくなったおかげで、皮がヘロヘロ状態♪
あっというまに全体がおわり、良く表面を見てみるとウロコがなくなって鯉のぼりみたいな模様になっています( *´艸`)
後片付け
3匹のウロコ取りが終わってみると、結構なウロコが取れていると同時に、作業中にぴょーんと飛んで行ったいくつものウロコも周辺に散らばっているため、広範囲に新聞紙などを敷いておくと後片付けが楽かと思いますっ!
余談ですが
ウチの夫は魚を食べることも面倒くさいと思う人だし、生魚を触るなんて絶対できないという人です。
でも、お寿司は大好きw
今回使った魚はスズキ。
イタリア語ではBranzi(ブランヅィ)といって、割と一般的に食べられる魚です。
この時の料理は、塩コショウと数種のハーブを適当に振って、小麦粉を付けてムニエルにしました。
2度、のどに骨を引っ掛けた事のあるサッチンは骨のある魚を食べるときは、かなり慎重になって極小の骨も逃さないように骨探しをします。
そのため、お皿の上が汚いんですよね…(-_-;)
どうにかして綺麗に骨探しができないものかなぁ。
それはそうと、今回のペットボトルの蓋を使ってウロコ取りをする方法は、海外で専用道具が売られていない土地でも手軽にパパっとできるので知っておくと便利です。私は昔、なにかのテレビ番組で見たんじゃなかったかなぁ。伊藤家かな?
散らからなければ尚良いけれど仕方ないですね(笑)
それではまた!
(^^)/次回お会いしましょう~
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