イタリア語を見る読む聞く環境から離れられる3か月間もの夏休みを使い、日本語を見る読む環境に変えて、日本語の知識と学力UPにつなげます。加えて、”やらされている”ではなく、子供自身が自分の学力の程度を理解した上で前進できるような言葉かけや物言いをしていきます。
夏休み3か月間
みなさん こんにちは!
とうとうイタリアの夏休みが始まりました。
のんびりマイペースのさっちんが家の中をウロウロしております。
ミーコの夏休み開始は約2週間後なので、家の中は静か(笑)
この、『学校に行かなくても良い3か月間』はバイリンガル教育をしている我が家にとって嬉しいシステム。
去年はパパを一人イタリアに残して子供と私の3人で夏休み期間丸々日本に里帰りした為、子供二人ともイタリア語を忘れてしまうくらい日本語が上手になりました。
3か月間ずっと、見るもの・聞くものすべてが日本語だったおかげで話す言葉はかなりネイティブに近づきましたっけ。
今年は、遅れている漢字や言葉の勉強を取り戻すのに使いたいと考えているところです。
イタリア人の夏休みの過ごし方
何年前からあるのか”夏休み=3か月”。
私が子供の頃に夢見た夏休みが世界に存在していたなんてビックリですが、イタリアでは当たり前だったんですよね(;’∀’)
私と同じ世代のイタリア人ママパパもそういう夏休みを過ごして育っているわけで、この時期誰もが浮足立ってどこへバカンスを過ごしに行くかの話題ばかり。
とくに夏休みに入る一か月前くらいから耳にする言葉がコレ↓
- 3か月も休みがあるから 子供がこうなるんじゃね?
- 子供って大人が考えるよりタフだから
って思っても私は言わないですが…。
先日も、終業日前日に担任が”数ページ読み返すだけの宿題”を出しただけで、「何考えてるのかしら、今頃宿題なんて」「もう学校は終わりなのに。子供は休みの体制なのよ」「子供にはしないでイイって言ったわ」と、クラスのママたちのメッセージが私のスマホに流れてきました。
さっちんは「読み返すだけだし~」っと始めて5分で終了。
こんな小さな宿題にガミガミ言わんでも良いでしょうが…って思いますが私はやっぱり言いませんw
それだけ子供の休息を大事にしているって事なんでしょうかね(;^_^A
『1年が終わり、新しい学年になる前の休み』がイタリアの夏休みなので、親の方もようやく一年が終わったという開放感がどーーーーーっと溢れるのかもしれません。そこからアノ悪態ですw
我が家の夏休みの過ごし方
さっちんの今年の夏休みの宿題はイタリア語と算数に加えて英語。(↓イタリア語の本がAmazonから届くと3冊になります)
見て下さいよ、このページ数↓
3か月間ずっと朝から晩まで家にいるんだもの。
毎日まじめに数ページやってれば余裕で終わる量です。
っていうか、この量じゃ一日の半分以上遊びに使えてしまうっ!
ゲーム→Youtube鑑賞のループ生活になって家でダラダラしている姿が目に浮かぶわぁ(>_<)
これじゃいかんっっ!!!
ってことで、
我が家は毎年恒例の日本語集中授業を毎日子供たちに課すことで(さっちん→1時間・みーこ→30分)、一日に少しでもメリハリを付けさせるようにしています何か強制的な目的があって良かったと思える瞬間です(笑)
加えて、日本のアニメを見たり本を読んだりすることも勉強時間外に加えて日本語環境部分を多くしていこうとも考えています。
まとめ
さっちんはもうすぐ10歳。
客観的に自分を見たり、自分の置かれている環境を理解できても良い年齢です。
それが出来るようになれば自分に足りないものが分かり、次に何をしなければならないのかも分かってくると思うんです。親に頼らず自分で動くことができるって大事ですもんね。サッチンはまだまだ何でも私に聞いてくるので何とかせねば…
日本領事館で配布された教科書に道徳(イタリアには無い授業)があるのですが、そういう本の物語は人間形成を促すようなことも分かりやすく書いてあるので活用できそうかな…と日本語を読むついでに物事を一緒に考える時間も取りたいなと考えています(#^^#)!
あ、そろそろ子供たちの勉強時間だ。
それではまた~~~~チャオチャオ♪
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