3か月間の夏休み中に子供たちに課した日本語の勉強で彼女たちが大きくなったところ・私が感じた事を記しています。現在は夏休みが終わりイタリア語漬けの生活に戻っていますが、日本語特訓で手に入れた成果が保たれるよう土日を利用して勉強しています。
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夏休み中のイタリア語vs日本語
みなさん こんにちは(^◇^)
雨が降る度に少しずつ少しずつ気温が下がり秋を感じるようになったミラノ郊外からお届けしております。
今日の話は、夏休み中に子供たちが頑張っていた日本語勉強の”その後”です。
夏休みの3か月間、
ほとんど家で過ごしていた子供たちがイタリア語を使っていたのは
・お父さんと話すとき
・イタリアの親せきが遊びに来た時
・オンラインゲームでイタリアのお友達と遊んでいた時(ヘッドホン越しに会話)
・(時々)姉妹で話すとき
それ以外は全部日本語。
私と会話するときは自然と日本語を使うため学校に行かなければこんな比率です。普段の土日もこんな感じ
夏休みに掲げたサッチンの目標
サッチンには漢字と国語の文章読みの苦手意識があります。
文章読みは”道徳の本”も活用!
日本の小学校に通っていたら4年生のはずですが、実は3年生の漢字が非常に怪しい(;^_^A
くもん式のドリルで一気に追い上げるぞ!
漢字・文章問題の両方が入っているドリル
漢字は何度も練習できるよう直接書き込まず、ノートに。
今の自分には、どこか出来て、どこが分かっていないのかを把握させることから始めました。
ほとんど分からないページがあったとしても、それがその時の実力なので仕方ないですね。本人は凹んでいましたが、2周目・3周目になると出来る箇所が増えるので気にしないように言いました。
ココには載せていませんが、算数は5年生の勉強を進めています。イタリアの算数も日本のそれとほぼ同じ事をしているため先に進めるほど予習になる。
国語と算数合わせて計1時間の勉強時間を週6日のリズムで続けました。
夏休み後のサッチンの日本語
今はイタリア学校が始まった為、日本語勉強は週末土日のみに戻っています。
下校時はイタリア語モードが抜けないらしく、イタリア語ぺらぺーらで話すサッチン(;^_^A
3年生の漢字は最終的にドリルを3周しました!
おかげで読み書きできない漢字が激減して良かったです(^◇^)
今は4年生の漢字を進めています。
どんどん複雑な漢字も出てきて大変そうです…
大変だけどコツコツやっていたから今の学力があるわけで…。
そう思うと、たった土日の勉強でも身になっているんですよね。
続けていなかったら…と思うとゾッとします(;^_^A
夏休みに掲げたミーコの目標
一方、ミーコには”文のよみかき・算数の計算練習強化を目標”にして夏休みの勉強を行いました。
使った教材は、これまでご紹介してきたものに加えて1年生の教科書(サッチンのお古)を最近使用中です。
読んだり書いたりして、日本語から離れないようにっと。
算数も同様に♪
大きな数からの引き算練習用に、画用紙でカードを作成しました。
勉強前に10枚カードを選んで、正解が言えるかどうか試します。
今は指を使って正解を出すことが多いですが、繰り返していく中で暗算できる計算が増えるとイイなと、淡い期待を抱く母ですw
ミーコの勉強時間は毎日30~40分使っていました。
夏休み後のミーコの日本語
夏休みに始めた勉強習慣がそのまま引き継がれ、土日はミーコも勉強するようになりました。
勉強時間もあっという間に過ぎていくので今のところは大きな問題もなく進められています。
ところで、夏休みのミーコのイタリア語を見て『本当に周りとコミュニケーション取れているんだろうか』と不安になったものですが、幼稚園が始まってしばらくすると、今日あった出来事を帰り道にイタリア語で話しまくるようになりました。
周りの子供たちよりも明らかに滅茶苦茶な単語並びだったり、こっちが何を言っているか正確に理解できない事があったりと、2か国語を学ぶ子供にありがちな”遅れ”がみられるミーコですが、それでも一生懸命イタリア語で話そうとする姿勢に安堵(;´д`)
言語レベルがある程度ないと小学1年生に上がれないため、まだまだ私の不安は尽きませんが…。
冬休みまでを上手につなぐ
次の長期休みは冬(3週間)。
それまでは、その週のイタリア語脳を土日の日本語勉強でリセットして、子供と日本語勉強に取り組んでいこうと思っています(^_-)-☆
今年はケンカをして日本語勉強が本人任せにならないように、私も忍耐忍耐だ(笑)
※去年はそれで大きく時間を割いてしまい、それが”3年生の漢字が出来ないわけ”にもなったので
それではまた~~(^^)/
チャオチャオ
※↓サッチンが使っていた3年生の国語のドリル
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